幸福な100年人生を支える3つの資産 by ウェルビーイング・ラボ

幸福な100年人生を支える3つの資産 by ウェルビーイング・ラボ

100年人生の新常識

「人生100年時代」とは2017年の流行語大賞にもノミネートされるなど、すっかり浸透した言葉です。

①医学的側面:寿命の延長、②経済的側面:勤務先の不安定化、③政府財政的側面:引退後の年金不安、などプラスとマイナスが混ざりあった様々な未来予測を含んだ複雑な言葉ですが、共通して言えるのは、

これまでの成功パターンが効力を失っていく

ということではないでしょうか。

では、新たな生き方とは何でしょうか? その探求のため私たちメイクスは2018年夏、ウェルビーイング・ラボを開設しました。ウェルビーイングとは、刹那的なハッピーな気分を超えた、持続可能な幸せのありかたを言います。

その第一弾がセミナー「100年人生の新常識」です。

“変身し続ける100年キャリア”の設計図 by 田中研之輔 (2018.7.14)

“年収5000万フリーランス”への教科書 by 小倉広 (2018.8.19)

サラリーマンのための個人M&A入門 by 三戸政和 (2018.9.5)

これらシリーズ3部作の中で、

  • これまでの「日本的成功パターン」によって獲得したものに
  • 新たなアイデアを加えて
  • 新時代の成長を実現する


ための考え方をお伝えしてきました。
この記事では、これら活動の前提となる、当ラボの考え方を説明します。

後半勝負化する人生

これまで日本人の人生設計とは「人生の所属先」を決めることではなかったでしょうか。有名大学から大手企業への新卒入社が幸福への近道であり、女性の経済力は結婚相手の男性と一体化していました。

これらの転機の多くは人生前半に決定し、ひとたび所属に成功すれば、高確率で逃げ切ることができました。

しかし今、さまざまな勝負ポイントが人生後半に続く「マルチステージ化」が進行しています。そして、それぞれの勝負ポイントでの自己決定により人生全体での幸福度が大きく変わっていくのが「ライフキャリア100年時代」です。

その背景には、

  • 企業の浮き沈みの激化、社内待遇格差の拡大
  • 副業促進
  • 長寿化による余生の延長
  • 政府年金の先細り


といった日本社会の構造的変化があるために、この変化は逆らうことが難しい大きな潮流となっています。

3つの資産

しかし、いくら変化が激しいからといっても、人生が自己選択し続け、勝ち続けねばならないものなら、厳し過ぎませんか? 普通の日本人にとって、新しい時代での「幸福へのよりどころ」はないのでしょうか?

わたしたちウェルビーイング・ラボは、そのヒントはヒト・コト・カネ、の3つの資産にあると考えています。

ヒト: 幸福を生み続ける「心、つながり」

コト: 今の幸福を実感でき、将来の幸福をうみだす「体験」

カネ: 幸福を支える「価値」を生み続ける仕組み

「心」のあり方が行動へのエネルギーになる。

人とのつながりが新しい「体験」を後押しする。

その行動と体験からチャンスがうまれ、結果として経済的な「価値」を生む。

3つの資産をそれぞれに充実させ、組み合わせることで、幸福をより確実なものにできるのではないでしょうか。

努力という発想

ここで大事なことは、これら資産が長きにわたり価値を産み続けていくことです。

「これまでの成功パターン」では、それは「努力」によって実現するものではないでしょうか。「より多く、より長くがんばる」ことで資産は増えます。時給1000円で働いて全て貯金すれば、100時間で10万円、1万時間で1000万円。がんばって時給が倍になれば、1万時間で2000万円。がんばるほど増えていきます。

たとえば「受験」もこの世界観にあります。他の受験生より多くの点数を獲得して、合格という「所属の価値」を手に入れることができます。

この努力の価値自体が、これからの時代にも効力を失うことはないでしょう。ただ、その成果だけでは十分ではないとするのなら、どうすればよいのでしょうか?

発想を変える

キャリア設計では、「他人と協力する」という社会的資本が、1つのヒントとなるでしょう。大学生なら、他人と一緒に成果をあげる経験の有無、その質が、就活で大きな差になります。さらにビジネスの現場では、その価値はさらに高まります。

また将来、キャリアの危機に直面したときにも、この社会的資本は再スタートのための支えともなるでしょう。
  詳しくは、“変身し続ける100年キャリア”の設計図 by 田中研之輔 をお読みください。

「単価設定のケタを変える」という視点もあります。時給1000円を2倍、3倍にするのではなく、ケタ数を1つ、2つと上げるには、どのような技が、そして心が必要なのか?
  詳しくは、“年収5000万フリーランス”への教科書 by 小倉広 をお読みください。

「所有権を獲得する」という視点もあります。自分ではなく他人に働いてもらう。おカネのために働くのではなくおカネに働いてもらう。そんな資本家への道は、一般に思われているほど、難しいものではなくなっているようです。
  詳しくは、サラリーマンのための個人M&A入門 by 三戸政和 をお読みください。

変わり続けよう、変わらない幸福のために

これらの発想に共通するのは、「これまでに獲得したものを、そのレールの延長線上ではなく、別のレール上のなにかに転換する」ということです。

経営学には「会社の寿命は30年」という格言があります。好調な30年間に獲得したものを、新たなチャンスへと大胆に転換できる会社は、時代の変化を乗り越えて成長し続けることができます。

個人も同様ではないでしょうか。

  • これから、誰と一緒に(ヒト)
  • どのような体験をしながら(コト)
  • これまで獲得したものを、何に転換して(カネ)
  • そして手にする新たな幸福の形とは?(ウェルビーイング)


わたしたちウェルビーイング・ラボは、健康寿命100歳を支える幸福の姿を探求していきます。